キッズモデルのオーディションやブランドの公募モデル、モデル事務所においては、面接審査が行われる場合があります。一般的にはカメラテストと面接が同時に行われるケースが多い傾向にあります。面接では、どのようなことを聞かれるのか、どういうところが見られているか・・・。今回は、子供服ブランドのキッズモデルの採用担当を行なった方に実際のお話をお伺いしました。
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雑誌や企業やブランドのカタログ、そしてCMからテレビまでキッズモデルといっても様々なジャンルで活躍できます。
自分の子供にはどんなキッズモデルが向いているのかわからないという方、また一般公募のキッズモデルをしてきたけれど、お仕事に繋げられないかなぁと思っている方も含めて、まずは可能性を試してみる為にも、オーディションに受けてみることをおすすめいたします。
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キッズモデルの面接はどのような面接ですか？
会社や事務所によって異なりますが、一般的なキッズモデル募集になると、自己紹介や自己PR、そして採用担当者からの質疑応答に答えるといった面接になります。小学生の高学年にもなると、キッズだけの面接になるところも多いようですが、赤ちゃんから小学生の低学年に関してや、親も付き添いになる面接や、キッズだけのグループ面接になるケースもあります。小学生受験を経験した方であれば、小学生受験に近いの思うかもしれません。
みんなどんな自己PRをしているの？
自己紹介や自己PRといえば、大人にとっても、急に質問されると困るかもしれませんね。すでに、会話の受け答えのできるキッズなら、最低限、「お名前は？」と聞かれたら、名前を答えることができるようにしておくと良いでしょう。
自己PRは、皆さん気になるとは思いますが、ここはキッズの個性を出すためにも、本当にアピールできる部分を表現した方が採用担当者の印象は良いはずです。
「歌を歌うのが好き」「ダンスを踊るのが好き」「モデルのポーズをするのが得意」という王道的なものから、お子さんによっては、「絵を描くのが好き」と絵を持ってきてくれたキッズ、「あやとりが得意」とあやとりを見せてくれるキッズもいるとのこと。取り繕った自己PRをするよりも、「得意なこと」ではなく、「好きなこと」をうまく表現できるようにすることがポイントになります。
キッズモデル募集の質問はどんな感じ？
キッズモデル募集の面接では、採用担当者からのいくつかの質疑応答があります。採用された場合の事務的な質問から、なぜ応募したか、などの突っ込んだ質問まで様々ありますが、ほとんどの場合は、シンプルな質問が多いでしょう。
事務的な質問について
事務的な質問に関しては、撮影をスムーズに行うための質問だと思って良いでしょう。特に、赤ちゃんの場合や、小さいキッズだと撮影に長引く可能性もあるので、予め、撮影をスムーズに行うためにも、事務的な質問を聞かれる場合があります。
- 人見知りしますか？
- 朝早い撮影にも参加できますか？
- ご機嫌よくお着替えはできますか？
- お腹が空いた時、眠い時以外にどのような時に泣いたりしますか？
- 男性カメラマンや男性スタッフが多いのは大丈夫ですか？
本質的な質問について
そして、小学生の高学年くらいになると、少し突っ込んだ質問をされることもあります。以下のような質問に対してスムーズに答えられるようになっていると、自身を持って面接に挑めるかもしれません。
- なぜこの募集に応募したのか
- 本当にキッズモデルになりたいのか
- なぜキッズモデルになりたいのか
- キッズモデルとしてどんな活動をしてみたいのか
- 将来は何を目指しているのか
キッズブランドのモデル応募だと、ここまで突っ込んだ質問はないかもしれませんが、モデル事務所の場合は、このような質問に対しても、ある程度の受け答えができるようにしておくと良いかもしれません。
嘘をついてはダメ！子供の気持ちも考える
キッズモデルの場合、子供自身からキッズモデルになりたいと募集に応募されるケースと、親御さんが自分の子供をキッズモデルにさせてみたいと、応募されるケースの２つに分かれます。
子供自身からキッズモデルに興味を持って、応募されるケースは良いのですが、子供の気持ちを無視した親御さんメインでキッズモデルにさせたいと応募される方は、もう一度、お子さんと本当にキッズモデルに応募してみたいのか、相談してみるも良いでしょう。
赤ちゃんモデルについては、親御さんメインの気持ちでも良いですが、３〜４歳にもなると、だいたいキッズの気持ちもわかるようになってきます。間違っても、質問に対して、嘘で答えるように子供に言い聞かせることはNGです。
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親御さんもチェックされている
キッズモデルの面接といえば、キッズの面接だけと思われがちですが、実は面接の半分以上は、親御さんもチェックされています。それでは、どのような点を注意しておいたら良いのでしょうか？
- 面接での派手な服装・・・露出度の高い服装はNG
- 最低限のマナー・・・挨拶はきちんとできているか
- 待合室での言動・・・大きな声での私語はNG
- 子供に対する接し方・・・甘やかしすぎはNG
- 親御さん同席の面接・・・全て親御さんが答えようとするのはNG
- 他の親御さんとの雰囲気・・・親御さん同士でも気遣いができているかどうか
- 面接での質問・・・色々なことを質問しすぎるのはNG
以上、当たり前のことかもしれませんが、採用担当者の方は、このような親御さんの言動もチェックしてキッズモデルの採用もしていますので、キッズモデルの素質はあるけれど、親御さんの言動で不採用にならないように注意しましょう。
面接ではどんな服装を着れば良いのか？
キッズに関しては、キッズブランドの募集である場合は、そのブランドのお洋服を着ることが無難でしょう。特に指定されなくても、他ブランドを着て、逆に目立たないようにしたいものです。モデル事務所やオーディションの面接に関しては、あまり個性的な服装や化粧で、本来の個性が逆に隠れてしまわないように、シンプルかつ、スタイルがわかりやすい服装が良いでしょう。
また、親御さんも見られている、と先ほどご紹介したように、親御さんに関しては、清潔感のある服装（カジュアルでもOK）であれば問題ありません。スーツかどうか心配な場合は、いわゆるオフィスカジュアルのような服装をしていけば無難でしょう。露出が高い服装は避け、また、高級ブランドだと見た目でわかってしまう服装は避けておいた方が良いでしょう。男性の場合も同様に、カジュアルすぎないオフィスカジュアルのような服装が良いのではないでしょうか。
子供らしい自然な笑顔と受け答えが好印象
色々と面接に関してのポイントをご紹介してまいりましたが、子供らしい自然な笑顔と元気に受け答えができるキッズが採用担当者にも好印象です。しかしながら、元気すぎて落ち着きのないキッズ、暴れまわるキッズ、大声でわめいてしまうキッズに関しては、撮影する際の妨げになる可能性もあり、印象としてあまり良くありません。
キッズモデルの素質はあるのに、撮影をスムーズに行うことができない場合は、不採用という残念な結果になることもあるので、あくまで、撮影はみんなで作り上げる共同作業であるということをお子さんにも伝えてあげると良いでしょう。エントリーシートの次に面接を控えているという方は、以上のようなポイントを参考にしてはいかがでしょうか？
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雑誌や企業やブランドのカタログ、そしてCMからテレビまでキッズモデルといっても幅広いお仕事があります。自分の子供にはどんなキッズモデルが向いているのかわからないという方、また一般公募のキッズモデルをしてきたけれどお仕事に繋げられないかなぁと思っている方も含めて、まずは可能性を試してみる為にも、オーディションに受けてみることをおすすめ致します。
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